ゴーストインザシェルを観てきました。




公開したても手伝って、新宿TOHOでは4スクリーンを使って上映。通常(2D)に加えIMAXやMX4D での上映もありましたが、私が観たのは普通の2D上映バージョンです。午前中の回でしたが、満席。




映画を観た感想ですが・・・・
「やっぱり押井攻殻はすごいんだなぁ!!」


※押井攻殻
1995年に公開された押井守監督の映画「GHOST IN THE SELL/攻殻機動隊」のこと。この映画の元になったアニメ映画。まだ観てない方はぜひ!! 





もうね、「あのシーンとか、あのシーンとか、あのシーンを作ってみたかったんだろうなぁ」と。でもね、"押井版の方がすごい"のよね。重厚感が違うというか・・・・。そもそもアニメと実写じゃ表現手法として違うから、好みの問題であって比べること事態がおかしい話なのかもしれないけど。

ただ、あれだけゴリゴリCG使われてて"実写"という括りは、はたして…みたいなのもちょっと思った。

以下、重箱の隅だったり、ネタバレを含んでいるかもしれないので、
私のつたないスカヨハ少佐おいてきますので、ここまでにしてください。








































そろそろいいですかね?














:感想:
・押井攻殻+SACのスキなところ集めてみました感
・ストーリーをわかりやすくしたのは良かったけど、"ゴースト" "インザ" "シェル"としてのアイデンティティがなくなっているような。
・アクションが全般的にかっこよかった。 
・人種、性別に配慮したハリウッド的9課編成。 
・野良バセットの名前が「ガブリエル」って!。
・モモーイ!(・∀・)
・荒巻のほうがよっぽど悪人にみえるの気のせいかな?(アウトレイジのせいです)
・エンディング!エンディング!!!


この映画、押井攻殻もSACも全く知らない人が見たらどんな感想をもつのでしょうか。それがとても気になる。。。
(・・)みたいな顔になりゃしないだろうか。
"サイボーグ女子の自分探し物語"とか思われてないだろうか。いや、間違っちゃいないのだが…

::重箱の隅::
・街中の巨大ホログラム広告、意味不明なものが多い。街中を泳ぐ巨大錦鯉ホログラムとか、ワイン(らしき色のついた液体)を器に注いで、それが器から溢れて、下の人にドバーッとかかってる巨大ホログラム広告・・・ってお前ら何屋の広告だよ!!
・"高級大飯店"っていう巨大ネオンのもつ「絶対あいつ高級じゃない」感(チープさ) すごい。
・荒巻は日本語で、9課メンバーの返事は英語って・・・。電脳には翻訳こんにゃく成分配合??
・オープニングの「義体ができるまで」ですが、さすがに重力に逆らう液体は「アレどうなってるんだ?」ってなっちゃう。
・少佐の髪はもうちょっと毛量多目がよかった


ゴーストインザシェルを見終わってから、新宿の街を少しプラプラしたんですが、「(物語の舞台の)あの街は、香港と新宿のハイブリッドみたいな街だな」と思ったのでした。


今回は字幕版を観たんですが、ぜひキャストにこだわった(アニメ版と同一の)吹き替え版も観たいですねー。 

今回字幕を選んだのは、押井攻殻を初めて観たとき、一回観ただけではサッパリわからなくて、二回見てもヤッパリよくわからなくて、三回目にインターナショナル版(英語版)を日本語字幕で見て、ようやく"ナントナク"わかって・・・という感じだったので、今回は字幕版から観ることにしてみたのでした。