時事ネタは、スピード感のない当ブログではあまり扱わないのですが、こちらのニュースが気になったので。



Yahoo!ニュースなので、記事が消えてしまう可能性があるので、内容をざっくり書くと、「目視で行う天候観察終わりました」って話しでした。

今は観測機器も優秀で、データの制度も上がり、さらに計算するのは最新鋭のコンピュータときて、もう目視の必要はないのでしょうけど、「快晴」や「薄雲」といった表現がなくなってしまうのは寂しい限りです。

私も「怪獣の出現確率を予測する」というデータを扱う仕事していまして、最初はエクセルでピコピコやってましたが、今は大部分が自動化されました。
効率化され精度も上がりました。それでもやっぱり“生の声”というか“現場の声”がないと、うまくいかないんですよ。

何よりデータは“今現在”を示してはくれますが、気象も怪獣も、結局のところは自然相手なので、その後どうなっていくのかの“うつろう部分“を、データ以外からどれだけ感じ取るかは、予測屋として大事にしていきたい感覚です。

なので気象庁が目視をやめてしまうのは、とても残念です。

業務は、“誰がやっても同じ結果が得られる”のが正解なのでしょうが…古い感覚なのかなぁ。