飼い主に手を噛まれたよ! 2nd season

フルタイムで働くアラフォーが、母したり妻したり海外ドラマ見てる絵日記ブログ。

カテゴリ:アニメ > 攻殻SAC

今更攻殻機動隊SACを初めて通しで観て、思ったことなどをつらつら書くシリーズです。 

攻殻ってなに?という人を完全においてけぼりにする内容です。 
 

今回はお嬢さんが主役(?)な話2本。
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第十二話 タチコマの家出 映画監督の夢

<あらすじ>
タチコマが街で出会った少女とロッキー(犬)を探します。

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<感想>
最初、ミキちゃんは絶対スパイだと思った。。。
あんな場所に少女がひとりでいることが不思議だし、コドモトコが監視してるし。「さぁいつ尻尾を出す!!」と思いながら見てたよ。
普通に「ロボットと少女の心あたたまる話」だったわけですが。

余談ですが、ミキちゃんの持っていたリードから、ロッキーは小型犬と思われ。
そして、ロッキーと名前がつけられる小型犬は小型のテリア犬につけられることが多い(キョウコ調べ)ので、私の予想ではロッキーはヨークシャテリアまたはケアンテリアではないかと推察します。

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第十三話 ≠テロリスト

<あらすじ>
16年前に誘拐された社長令嬢エカが見つかったんで、9課が回収に行きました。

<感想>
トグサよりも年下には全然見えないほど、老けた状態で発見されるエカ。
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誘拐され、16年後に彼女の娘が組織のリーダー的な位置にいたことを考えると、エカが生き残る(命をつなぐ)ために選んだ手段は、"組織内の有力者に可愛がられる(女になる)
こと "だったのではないか。そのために彼女は、自分で自分の魂を殺したのではないか。。。令嬢だった時代は賢く聡明に生きてきた娘が、テロリストの虜囚になり、どんな屈辱に耐えてきたのか・・・。
年相応の義体にして、第二の人生を歩いてほしい(なんの解決にもなっちゃいないが)と思わずにはいられないのであります。

「もっとせんそうしたいよぅ!」のタチコマには、かわいい!と思っちゃいけないんだけど可愛いと思ってしまう・・・危険だ。危険だタチコマ。

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今更攻殻機動隊SACを初めて通しで観て、思ったことなどをつらつら書くシリーズです。 

攻殻ってなに?という人を完全においてけぼりにする内容です。 


今回は殺し屋さんが活躍(?)する話2本。
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第九話 密林航路にうってつけの日

<あらすじ>
生きたまま生皮を剥がす生業のオッサンを、バトーさんが追いかけます。

<感想>
バトーさんの男道が堪能できました。かっこいいよバトーさん・・・。でもせづねぇ…。
ホント、CIAのあいつらは国際問題にならない程度に踏んづけておやり!
それはそうと、攻殻SACのなかでは随一の胸糞悪い一本でした。これはアニメの世界ですが、実際の戦場でも、このような"戦意を喪失させる手段"は実際に行われているのがまたね…。
CIAコンビのサトウスズキとワタナベタナカ、違和感しかない名前ですが、対戦前に米帝に渡った日本人が、自分の子どもに故郷をお壊せる名前をつけたのかと思うと感慨深い・・・けどやっぱり踏んづけておやり!!


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ワタナベ タナカさん。「ドーモドーモ」






第十四話 全自動資本主義 

<あらすじ>
硬貨を銃弾代わりに吹っ飛ばす生業の女を、9課で追いかけます。 

<感想>
殺し屋のお姉ちゃんがかわいいです(義体なので実際の年齢・性別は不明)。でも武器が硬貨なので、どうしても「銭形平次…」と思ってしまう。

資産家の家のロボ犬を手なづけバトーさんにホッコリ(*´Д`*)。そういえば映画では犬飼ってる設定でしたね。

そしてラストの、電源を切ったはずのPCが、株を勝手に買うシーン(ハッキングされてるっぽいシーン)。あれ、どこに繋がってるの???それとも、死後も稼働してる金儲けシステムの一端??
そこがちょっと謎でした。





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今更攻殻機動隊SACを初めて通しで観て、思ったことなどをつらつら書くシリーズです。 

攻殻ってなに?という人を完全においてけぼりにする内容です。 

今回は臓器密売に絡む二本。

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第八話 恵まれし者たち

<あらすじ> 
温室育ちのボンボンたちが、いけない商売を覚えちゃったので、素子がとっちめます。


第十九話 偽装網に抱かれて

<あらすじ> 
若くて生身のピチピチした女性たちを、
御歳80を超える全身義体のピチピチばあさんがさらいます。


<感想> 
どちらも臓器密売に絡んだ話ですが、話を聞いててビックリしたのが、この時代の価値では

義体>臓器移植 

なこと。臓器移植って今でも結構な金額かかるし、その後のケア(移植した臓器が拒否反応しないようにするとか)が大変なんですが、全身義体の技術が確立してる攻殻の世界では、"義体化するより安くすむ"技術なのね…。


クローン技術を使った(と思われる)臓器生産技術もあるのに、生身の(それも女性の)臓器が人気あるのは、いつの時代も"やっぱり養殖より天然物に限るなぁ"みたいなことなのだろうか。

そして8話に登場するジェイムスン型義体を愛用する社長…。
リモート義体ではなく自分の姿を四角い箱に納めるとは…。肉体の死が人間の死ではないって、すごい世界だなぁ。

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今更攻殻機動隊SACを初めて通しで観て、思ったことなどをつらつら書くシリーズです。

攻殻ってなに?という人を完全においてけぼりにする内容です。

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第三話 ささやかな反乱

<あらすじ>
温室育ちのボンボンが、かわいがっていたアンドロイドから、ささやかな反乱にあいます。

<感想>
声に出して言いたい日本語。「褒められちゃったよ」 (byイシカワ)

タチコマが言うと違和感ないが、
イシカワが言うと何かのメーターが上がる。
(何かってなんだ)

最後の、ジェリが映画にないセリフを喋るのは、彼女のAIがその言葉を導き出しただけなのか、ゴースト的なものなのか、少佐がハックしてた(少佐が言わせてた)のか。
うーん、オペレーターのお姉ちゃん(ポニーテールのあの子)も、ため息ついたイシカワに「どうしました?」と気遣う声かけをしているので、状況に応じて適した台詞を返すくらいはできるのかも。
でも…「彼女のゴーストがそうさせた」がいいなぁ。

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第七話 偶像崇拝

<あらすじ>
(立場的に)めんどくさい人物が入国したので、丁重にお帰りいただくことにしました。

<感想>
なんで一ヤクザがゴーストダビング装置なんか持ってるの?
なんで指導者さんを量産してんの?
量産型は義体なのか、アンドロイドなのか、クローンなのか…
個としての人間の存在価値は…

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見ていて思ったのですが。
男性陣は鼻がすごくしっかり描かれているのに対して、女性陣の鼻はそれこそ「ゝ」くらいだったりするんですよね。そして、素子は唇が常にしっかり存在感をだしていて・・・。
鼻は男性器で口は女性器のメタファー みたいな話を思い出しました。はい。(思い出しただけ)。

イシカワさんが3話で「褒められちゃった」と照れて(?)ましたが、荒巻課長は部下を褒めている上司だと思いますよ。

あと超どうでもいい話なんですが。
イシカワとサイトー、どっちがどっちかしょっちゅうわからなくなります。
名前が逆な気がしちゃうんですよね、何故か。 



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正直に白状いたしますと、ワタクシ、攻殻機動隊SACをしっかり全話みたことがありません。
ええ、菅野よう子ファンを自称し、サントラはすべて所持しているにも関わらず、です。

まぁ理由は色々ありますが、見る機会を逃していた、ということでして。そんなわけで最近見始めたのです。

「知ってるわ!」と言われそうですが、これが面白いのなんの。


今更ながら攻殻の「ここにときめいたわー」とか「ここ面白かったわ〜」とか語りだしてますが、おつきあいいただければ幸いです。


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第一話「公安9課」

<あらすじ>
芸者遊びがすぎて脳を取り替えられちゃった大臣を救出します。
9課ってこういう集団よ的顔見世興行。

感想
男道・・・・

この第一話の冒頭のシーン、以前(2009年)文化庁メディア芸術祭浜松展で開かれた、菅野よう子さんが登壇するシンポジウムで使われたのです(※1)。内容は、音楽が作品のシーン(の見え方)にどのように影響するかでして、冒頭のシーンに様々な音楽をあててみました。
そのうちの一つが、当時島田紳助プロデュースでデビューして波に乗っていた新選組リアンの「男道」。
バトーさんがヘリに乗って登場する瞬間に「男道ぃ〜」とキマる(決まりすぎるぐらいにキマったんですよこれが)ので、会場が大爆笑だったわけですが、それを思い出してもうバトーさんが男道にしか見えませんでした。
って・・・何だこの感想・・・。
まぁ、これが14年経った作品を今更見ての感想ってことで。

そういえば草薙素子の衣装(戦闘服?普段着?)ですが、あんな格好で街を歩いたら相当目立ちますよね。。。少なくとも私は彼女の尻を二度見すると思います。そしてあの格好が昭和62年の紅白歌合戦で、小柳ルミ子が「ヒーロー」を歌うときに着ていた衣装にそっくり(※2)な件については、すでに誰か指摘済ですかね?

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完全に一致




第二話「暴走の証明」

<あらすじ>
多脚戦車タチコマ初登場回。
ぼくのあの帽子、どこへ行ったんでせうね。

感想
母になってから見たら、涙が止まりませんでした。


数少ない「以前に見たことある話」でした。が、当時と違って母になっているせいか、単に歳を重ねたからか、最後の"想い"に涙が止まりませんでした。
電脳や義体化が一般化した世界で、生とは死とは。



そういえば暴走戦車対応で道を封鎖していた県警に対し、タチコマにのった素子が自分たちの所属を明らかにするのですが・・・
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こんな感じのシーンです


攻殻機動隊って自称だったんだった!!!

9課がその立場や実際の仕事っぷりもあって「攻殻機動隊と呼ばれている」のかと思っていた。自称だったのね・・・ちょっとびっくりしちゃったよ。



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※1 当時のブログ記事
メディア芸術祭 浜松展に行って来た!

※2
最初はパニエがついていますが、それが外されると素子スタイルの登場です。
男性ダンサー48名を従えての歌唱で、色んな意味で少佐のようです。
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こんな感じで続きます(多分)。
もう一回見返してみたいな〜と思っていただけたら幸いです。



なお、攻殻機動隊SACは、Netflixでは端末にダウンロードして試聴することが可能です。
自宅のWi-FiでDLして視聴すれば、携帯のデータ通信量を節約できますよ。
ステマじゃないよ。明確な宣伝だよ!





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