普段、一番接するメディアはラジオです・・・・と言っても過言ではないくらいラジオを聞いています。とくにラジオ聴取アプリ「radiko」のタイムフリー機能(過去のものが聴ける)が出来てからは、テレビをみない日はあっても、ラジオ聞かない日はないくらいだったりします。

それだけ長いことラジオを聞いていると、ラジオショッピングのコーナーの多さには、ちょっと辟易します。が。全く興味のない商品だったにも関わらず、買う気にさせるバイヤー(売り手)がたま〜にいらっしゃり・・・
そういう人にあたってしまうと、興味のない(必要のない)品だったにも関わらず、ものすごく欲しくなっているから凄い。

まぁ「買う気の無い商品を買う気にさせるのが仕事」と言ってしまえばそれまでなんですが。商品のヨイショばかりじゃシラケるし、かといって謙遜しても興味持ってもらえないし、その微妙な塩梅をやってのけるんですよね。 プロの技。

テレビと違って画(え)が無い分必要になるのが、想像力を掻き立てさせる言葉選び。そして興奮気味に抑揚をつけて聴取者を煽る語り口(言い方)。語弊力の多さ、どんなことでも長所に変えるポジティブさ、たくましさ、そして何より"買ってもらうぞ"という気合
それらすべてがそろうと、うっかり買いそうになります。
あぶないあぶない。先日もうっかり明太子2キロ買うところでした。

主に通勤の電車内で聞いているのです


今まで聞いていた中で「それをラジオショッピングで売るのか!」と感心したのが印鑑
私にはどう売ったらいいのか皆目見当のつかない商品ですが、プロは違います。「そろそろこういう印鑑を持っていてもいいよね」からはじまって、印鑑の良いところを褒めて褒めて褒めちぎる!最終的には「運があがるからもっていたほうが良い」くらいのことまでいう。
しかもこれ、FMのラジオ局でよ!(AMならまだしも)

すごいなー…


個人的に凄いラジオショッピングは、bayFMのラジオプロショッパーのコーナー。
朝の番組「ミラクル!」でのDJアンナさんとの掛け合いも楽しいです。



あと、TBSラジオショッピングは別方向ですごいです。
ラジオのパーソナリティー(ラジオ番組メインの出演者)は、バイヤー(売り手)が推める商品を多少いじりつつも、最終的には褒めるのですが、TBSラジオショッピングはパーソナリティの本音がポロっと顔を出しちゃう(そしてそれが悪いこと扱いされない)。例えば、爆笑問題の田中さんは、自分が嫌いなものだったら本当に褒めない。そこは大人の対応しようよ!と思うのですが、褒めない。外山惠理アナウンサーは興奮気味のバイヤーに対し「フーン( ´_ゝ`)」という関心の無さが 、画が無い分よく見える。これはこれで楽しい。 


みんなももっと、ラジオを聞いてみるといいよ!