この季節、慣らし保育も終盤になり「そろそろ職場復帰・・・」の声を聴く頃かと思うので、自分が職場復帰した日のことを、自由律俳句で詠んでみました。





後ろ髪ひかれる 前方の軽さ


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子どもを産んでからほぼ毎日一緒にいて、出かけるときは常におぶい紐で自分の身体にくくりつけていた我が子。
最早身体の一部となっていて、重いとすら感じていなかったけれど、いざ一人で出かけると、身体の全面に”重さがない”ことに気がつく。

そこに感じる、開放感。それはまさに”荷が降りた”状態。前方の軽さは重さが無い状態でもあり、足取りでもある。
でも同時に、ずっと自分の一部だったものがない喪失感もあったりする。