シーズン3 第七話
そのドレス誰のもの?


::あらすじ::
フラー家で開催されたカラオケ大会で、スティーヴンとのデュエットで”思い出のサマーナイツ”を歌ったDJ。今の自分の彼氏であるマットや、スティーヴンの婚約者のCJとは微妙な空気に。別の日には、スティーヴンに緊急メールで呼び出されたので何事かと駆けつけると、式で着るタキシードのネクタイに迷っているという些細なことでした。ドレスショップでアレコレしているうちに、DJがCJが着る予定のドレスを着てみることに。お約束のようにその場に出くわすCJ。なんとかその場は仲直りしますが、「私だったら殺してやる」。
出会い系アプリで知り合った男と会う予定のジアは、娘のロッキーをフラー家に預けます。家族同士がラブラブなことにドン引きするロッキー。だけどフラー家で一晩過ごすうちに徐々に感化されて行き・・・
ステフは、自分の歌が使用された映画のプレミアム試写会に呼ばれなかったことを知り、ショックを受けますが、そこでジミーが一計を案じます。


::感想::
海外ドラマ「Glee」で知ったミュージカル知識が役に立ちました。劇中で歌われる”思い出のサマーナイツ”はミュージカル「グリース」に出てくる曲で、”ひと夏の恋”を語っています。夏に出会って燃え上がったけど、夏が終わったので離れ離れになってしまった、というような(ざっくり)歌です。ミュージカルの方では、離れ離れになってしまった二人が再開するも、いろいろあって・・・という青春ラブストーリーで、今回の話もそんなグリース(思い出のサマーナイツ)を彷彿とさせる(?)内容だったように思います。


::気になった言葉::
「ママ、これはカルトで生き抜くための知恵なの」
ロッキーを迎えに来たジアが、ピンクのワンピースなんか着ちゃってフェミニンな装いになった娘に対して驚いたときに、ロッキーが返した言葉。そういえば、第一シーズンでもやたらハグしているフラー家の面々をみたステフの友達から「これなんてカルト?」って言われていたっけ。
現代アメリカ人からみても「ちょっとどうかと思う」家族仲良し具合なのかな。


FullSizeRender
英語版だと、母に対する苦言も込められている気がする…。