先日ランチするんでフラッと入った店の話。

いつもはピーク時間を避けてランチをとるようにしてるのですが、その日は会議などが押していて、混雑する時間帯でランチをとることになりました。

普段利用する近隣の店はどこも並んでおり、雑居ビルの前にあった看板に釣られて、クッパ屋さんに。


お店の入ってるビルは養生が各所にされており「地震が来た時大丈夫か?」と不安になる作り。お店に入ったら無愛想なおばちゃんに応対され、「ササッと食べてとっとと出よう…」とランチメニューを見ると、写真がない。
暗号文のようなメニュー表から、なんとなく中身が想像ついたユッケジャンクッパを注文しました。

やってきたのは真っ赤なスープのクッパ。


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めちゃくちゃ辛いやつでは???失敗したーと思いながら、おそるおそる口に入れてみると…




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テッテレテー!

頭のなかに響くファンファーレ。
辛いけど美味い!美味いけど辛い!
一口、また一口とどんどん進む。
中華スープともトンコツスープとも違う、独特な濃い出汁のスープに、細切り牛肉と野菜たち。味は濃いけどしょっぱくない。スープの味自体が”濃い“のだ。
このスープが美味しすぎて、ご飯の追加がしたくなったが、ご飯の追加ができるのかおばちゃんに声をかける勇気がなかったので、どんぶりを抱えてスープを飲み干す。


多分もう一杯…いや、三杯は余裕…。
どうしようかな、別のクッパも食べちゃおうかな…。

本気で悩むも、来週は年一回の会社の健康診断だったので、今回は見送ることに。

器を下げにきたおばちゃんは、私のどんぶりが空なのを見ると、めっちゃニコニコになってくれた。
入店した時の無愛想な感じは、ピークで忙しかったからのようだった。


この店の暗号文のようなランチメニューを全部制覇するぞ!と誓って、店を後にしたのだった。