飼い主に手を噛まれたよ! 2nd season

フルタイムで働くアラフォーが、母したり妻したり海外ドラマ見てる絵日記ブログ。

タグ:伊集院光とラジオと

先週は、大好きな菅野よう子さんが制作したNetflix版カウボーイビバップのサントラが配信を開始し、
大好きなラジオ番組の大好きなコーナー「放哉と山頭火と」の自由律俳句を集めた本、「次の角を曲がったら話そう」の発売日という、楽しみにしていたものが重なった週でした。






※カウボーイビバップについてはこちらとかこちらを参照

※放哉と山頭火についてはこちら↓



どっちも楽しみたい!と思い、ビバップのサントラを聴きながら「次の角を曲がったら話そう」を読んでいたのですが、そうしたら各句がブルースのように聞こえはじめました。


ラジオで聴いた時とは、また全然違う解釈が生まれて、とても味わい深いものに。
後ろで流すBGMが変わるだけで見え方が変わるのも、この自由律俳句の楽しいところですね。
あー
電子版で買ってしまったけど、その時感じた感想を付箋に書いてペタペタ貼って残しておきたいー
開く度に「あの時の私はこんなこと考えてたのか!」という、別の面白さも加わるから。







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::蛇足::

オタ話になりますが、ビバップの世界ともリンクして
花束の捨て方を考えている
(「次の角を曲がったら話そう」よりp50)

は、テレビ版ビバップのスパイク。
約束の時間に、ジュリアがこなかったスパイクに重なるし

うたた寝さめて、この世に1人
(「次の角を曲がったら話そう」p152)

コレはフェイの句。またちょうどこのページを開いた時にかかっていたのがWaltz in High Socksで、目が覚めて全てを失っていた(借金だけ残っていた)彼女とリンクしてグッときたよ。














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NHKのEテレで月曜の夜にやっている「100分de名著」という番組が好きで、時間が合えば見ている。


毎回、名著と呼ばれる本を、専門家とその本について全く知らない伊集院光で読み解いていく番組だ。
名著というからには奥が深く、ともすると小難しい内容になってしまうのだが、ここで発揮されるのが伊集院光の一旦噛み砕いて自分の腹に落とし、それを視聴者に伝える力だ。

これってこういうことですよね

そんな一言が入るだけで、専門家が解説してくれたけど「?」だったことが「!」になり、理解が進んだり、腑に落ちたりする。
一旦噛み砕く。
この能力は、教養が深く頭の回転の早い伊集院光の、特殊能力と言えるんじゃないかと思っている。

そんな一旦噛み砕いて伝える力が発揮されてるな、と思うのが「伊集院光とらじおと」の中のコーナー「伊集院光と喜入智浩とパラスポーツと」だ。

これは東京パラリンピックに向けたコーナーで、毎回パラアスリートやその関係者の方達に話しを伺い、まだまだ馴染みのないパラスポーツについて知っていく企画。
パラスポーツならではの頭脳戦な部分や、難しさ、巧みさを「どこがどう凄いのか」と、ラジオだからこそ“よく見えるように”、丁寧に噛み砕いて解説してくれる。
そこに喜入くんのスポーツマンならではの視点も入り、内容も一層味が出ている。


おかげで今まであまり関心のなかったパラスポーツが少し身近になり、車椅子ラグビーなどは「これがあの…!」と思いながら見ることができた。


3年後、ここでの内容をどれだけ覚えていられるだろう。また3年後も同じ企画をやってくれるかはわからないので、何処かにアーカイブで残してくれると嬉しい。
それよりも、あと”3年後“と言わずに、パラスポーツがもうちょっと身近になってくれるといいなぁ。












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100分de名著 お気に入り回 2選

名作劇場では描かれてない“真のハイジ”がここに

シュピリ『アルプスの少女ハイジ』  2019年6月 (NHK100分de名著)
松永 美穂
2019-05-25






映画を見てわかった気になってましたごめんなさい

ミヒャエル・エンデ『モモ』 2020年8月 (NHK100分de名著)






















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通勤時はいつもTBSラジオの「伊集院光とらじおと」を聴いています。
火曜日に「俺の5つ星」というコーナーがあるのですが、これは“思い出5つ星”なメニューのエピソードを募っているコーナーで、自由律俳句の「放哉と山頭火と」と並んで、大好きなコーナーです。

ある時、通勤時にテクテク歩きながら聞いていると、思わず足が止まりました。
ラジオから流れてきたエピソードが、“自分も5つ星に送ろうと思っていた店”の話だったからです。

その時の内容↓(2018年1月8日)
『羽村市で食べていた白い食パン』のエピソード。[伊集院光とらじおと内]

このお店は「サンモール」というご夫婦で営む小さなパン屋さんで、以前は毎日ここの食パンを食べていました。
”2斤で一本“の食パンを、朝電話して取り置いてもらい、買ったその場で好みの厚さにスライスしてもらいます。「半分は6枚切り(の厚さ)で、半分はサンドイッチ用に…」などのオーダーも聞いてもらえました。

この投稿者の方も書いていますが、このパン自体がとっても美味しい。
そのままで食べてもしっとり柔らかく滑らかで、焼くと表面がカリッとするけど中はふんわりとしたまま。口に含むと香ばい麦の香りが鼻に抜けていきます。耳まで柔らかく美味しく食べられます。

私も、美味しいと評判のパン屋さんがあれば試していますが、サンモールのパンを超えるパンには、まだ出会えてません。


私ももう一度食べたい!確か息子さんがいたはずだから、あの場所でなくても、どこかでやっているかも??と、ラジオにも投稿の上、解答編を待つこと1ヶ月…


2月12日に解答編が!!


が、調査の結果は、おかみさんからの「もう主人も亡くなっており、そっとしておいて欲しい」というお返事で、調査終了となりました。


そうか…
ダンナさんは亡くなっていたのか…
「朝一番早いのは パン屋のおじさん♫」の歌の時、私の頭に浮かぶのは、今でもあのパン屋のおじさんだよ…
息子さんのことは何も触れてなかったから、息子さんはパン屋さんにはならなかったのかな…

色んな思いが、パンの香りとともに駆け巡ります。


この思いを自分一人ではうまく処理できなかったので、実家に行き、同じくサンモールのパンが大好きな母姉と、ラジコのタイムフリーを聴きながら、「思い出の味」を味わうことにしました。

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思い出の味は、思い出のなかに。






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